今回は、いつもと違って、使ってみて失敗したものについて書こうと思います。
それはほぼ純石けん成分だけでできた無添加の洗濯用洗剤です。
無添加洗剤は肌に優しい!?
無添加洗剤の販売会社のHPで、合成洗剤に含まれる添加剤が洗濯後も一部残るという説明をされていました。
うちの子はまだ生後3,4ヶ月の時に体中に湿疹ができました。
それまで使っていたのは市販の合成洗剤ですが、残った成分が湿疹の原因になっているのかなと思ったので、無添加のものを使うことにしました。
結局、洗剤を替えただけでは湿疹がよくならなかったので、小児科で処方されたステロイドを使って治したんですが、無添加洗剤はまだ残りもあるしと思ってそのまま使っていました。
うちの子に関しては、肌への影響は無添加洗剤も合成洗剤も変わりませんでした。
無添加洗剤をやめた理由…
数ヶ月くらい無添加洗剤を使っていたら、なんとタオルが黒ずんできたんです!
はじめは「えっ!?」っと思いました。今まで、そんなことはなかったので…。
タオルはことごとく黒ずんで、洗っても取れないのですべて捨てました。
無添加洗剤は化学合成物質を使っていないのは良いことなのかもしれませんが、そもそも汚れがちゃんと取れません…。
蓄積した皮脂汚れなどが原因で黒ずんでいるようです。
無添加洗剤は汚れが落ちにくい!?
無添加洗剤の純石けん成分はアルカリ性です。アルカリ性の状態で洗浄力を発揮するようです。
でも、衣類にこびりついた皮脂汚れなどは洗っている途中で分解されて酸性になるので、中和されてしまって洗浄力が落ちてしまいます。
なので、他の洗剤はたいていアルカリ性を保つためのアルカリ剤が添加されています。
何でも無添加が良いわけではない
私は子どもにはできるだけ変な食品添加物の入っていない食べ物を食べさせたいと思っていますし、うちの子は湿疹ができやすいので無添加のボディーソープを選んで使っています。
私は無添加のものは体に優しいけど、普通のものよりも値段が高いのだけが欠点だと思っていました。
無添加の洗濯用洗剤のように、無添加にした結果イマイチになることもあるようです。