うちでは1歳半ごろからしつけを意識するようになりました。
1歳半ごろまでは、眠たいなど不快で泣くことはありましたが、「電車を見に行きたい!」などの意思を通してぐずることはありませんでした。
当時は、お腹がすいた、気持ち悪い、しんどいなどの不快は、母親が取り除いてあげれば良いだけでした。
でも、イヤイヤ期に入って、絶対にしてはダメなことも「やりたいやりたい!」と駄々をこねるようになると、どうやってしつけをすれば良いのかと考えるようになりました。
そもそも、そのような社会性というのは生活のルールとして勝手に決めたもので、遺伝子には一切組み込まれていないんだそうです。
なので、初めは何も分からなくて当たり前ですよね。
今回は、育児書や児童館の講習会などで学んだ1歳半からのしつけを自分なりに実践してみたので紹介します。
まずは、0~3歳ごろの心理面の発達の状態を調べることにしました。
0歳~1歳半
- お母さんとの一体感を感じる
- 安心感、安全感を得る
- 欲求が満たされる(周りの大人がすべて対応してくれる)
→ 世の中は自分中心に回っているという万能感をもつ
→ ほぼすべての欲求を満たしてあげる時期
1歳半~3歳
- 万能感を手放す → 欲求がすべて満たされなくなる
- がまんする力を身につける
- 色んなことが自分でできるようになる
→ 自信がつく
→ やって良いことと悪いことを教え始める時期
3歳~就学前
- 感情のコントロールを身につける
- 言葉でのコミュニケーションができる
2歳前の今の時期は
今の発達状態を考えると、
1歳半ごろまでは自分の欲求がほぼ通ってきたのに、通らなくなることが増えると怒るのは当たり前、
今はそもそも感情のコントロールはできない時期だから、突然怒ったり、泣いたりして駄々をこねるもの当たり前、
と思うようになりました。
こういう風に考えるようになったことで、子供がぐずったとき、駄々をこねたときにあまりイライラしないようになりました。
そして、基本的には、危ないこと、人に迷惑をかけること以外は怒らないことにしました。
今教えているのは、あいさつや手洗い、歯磨きや他の子のものを取らないことなどですが、できなくても辛抱強く繰り返しています。
うちは男の子ですが、男の子は女の子より話を聞かずにマイペースに好きなことをやろうとするようなので、いつかはできるだろうと思って働きかけ続けています。
そうすると、少しずつですが、「ありがとう」が言えるようになったり、他の子におもちゃ譲ってあげたりすることができるようになりました!
できたときは、少し大げさにほめた方が、効果がありましたよ。
それから、「私がごはんを作っているときに一人で遊んでいた。」「嫌いな歯磨きだけど、自分から歯磨きの体勢になる」などの、うちの子なりにがまんした時にもほめるようにしています。
そうすることで、だんだんがまんする力が身についていくみたいです。
今の時期はこうやって、できるだけイライラぜず、気長にしつけていこうと思います。