2歳頃になるとイヤイヤ期がはじまる ということはよく耳にしますよね。
私も2歳と4歳の男の子を子育て中なのですが、長男を妊娠中に育児雑誌で目にしたことがあり「へ~そうなのか。」と心構えをしていたつもりでした。
が、しかしいざ我が子のイヤイヤがはじまってみると「コレのことか!」と納得。
そしてだんだんとひどくなるイヤイヤに「どうしたらいいのよ。。」とお手上げ状態になりました。
「成長の証」とはいえ、これがいつまで続くの?なんて心配になるママも多いと思います。
今回はそんなママのためにイヤイヤ期がいつからいつまで?という時期と、そんな大変な時期の接し方について紹介します!
イヤイヤ期はいつからいつまで?イヤイヤ期の原因は?
イヤイヤ期の時期
最初こそ「イヤ!」だけだったのがだんだんと言葉も覚えるし力も出てくるので全力で拒否されるとママもついイライラしてしまいますよね。
一般的に1歳半からはじまり「魔の2歳児」とも言われる2歳ごろピークになると言われています。
早い子は1歳前からはじまる子も。
そしてだいたい3歳~4歳には落ち着くようですね。
これが長い!と感じる方もいるかもしれませんがピークを過ぎると徐々に落ち着いてくるので今が大変!って方はもう少しです。
我が家の2歳の次男はイヤイヤ期真っ盛り!毎日事あるごとに「イヤ!」といって典型的なイヤイヤ期ですが、4歳を過ぎた長男はすっかり聞き分けの良い子になっています^^;
イヤイヤ期ってどうしてあるの?
自分で歩いたり食べたりなど出来ることが増えてくると「自分でやりたい!」という気持ちが出てきます。
その半面でまだ上手くできなかったり、脳の「前頭前野(ぜんとうぜんや)」と言われる欲求を抑える部分が未発達なため我慢ができずに自分のやりたいことをつらぬき通してしまうのです。
大人にも大人の事情があり、朝はご飯を食べて歯みがき、着替えなど朝の子どもの準備をしたいけれど、全てを「イヤ!」と言われてなかなか進まない!遅刻する!なんてこと、よくありませんか?
子どもにも他にやりたいことがありそれが抑えられず伝えることもできないので「イヤイヤ!」につながっているのですね。
脳が成長すると徐々に欲求が抑えられるようになるというわけなので、脳が未発達なうちは誰もが通る道なのです。
イヤイヤ期がない子
全身で「イヤ!」と訴える子もいれば、うちの子はなかったな…そんなにひどくなかったな…なんてママも周りにはいるのです。
それなのになんでうちの子はこんなに大変なの?育て方に問題が?なんて思ってしまう事もありますよね。
イヤイヤ期は脳が未発達のためと書きましたが子供の性格によっても変わるようです。
うちの子も長男は2歳前後に着替えや歯ブラシを「イヤイヤ!」と拒否していましたが一時だけで、終わってみるとそこまでひどく感じなかったのです。
それに比べて次男は道路でもスーパーでもすぐに座ったり寝っころがったりとかなり手を焼きます。
長男はイヤイヤ言っても寝っ転がってまで嫌がることはなかったのに…兄弟で同じように育てているのにと不思議でしたが、この子はこんな表現の仕方なのだろう。これは個性だ!と思っています^^;
イヤイヤ期の我が子とどう接っする?3つのおすすめ対応方法
子供の気持ちを理解する
イヤイヤ期はただの我がままではなく、イヤな理由があるという事。
その理由が上手に伝えられないけれど「イヤ」とは言える。ということをまず理解しましょう。
さらにママに分かってもらえないもどかしさもあるのかな?なんて今、冷静に思うと感じます。
例えば自分が言葉の通じない国に行ったとして、イヤだけどなんて言えばいいのか分からない。
さらに相手はイライラしだした!という状況になったらどうでしょうか。
大人でもちょっとパニックになりませんか?
子どもはもしかしたらそんな状況なのかもしれませんよね。
一度子どもの気持ちに寄り添ってみましょう。
何がイヤなのかを考える
例えば歩きたくない!と座り込んでしまった時にも「なぜ歩きたくないのか」を探ることです。
疲れちゃった?
抱っこしてほしい?
遊びたい?
など考えられることを上げていきます。
これがはずれるとさらにヒートアップする可能性もあるのですが、正解が発見できると大きな進歩です。
ことばが上手く出てこない時期なので思っていることを代弁して通訳してあげましょう。
私も次男が歩道に座り込んでしまい歩かない!なんてことがよくあります。
周りの迷惑にもなるしとりあえず抱っこしようとすると全力でのけ反って「ギャー」となり、よけい注目の的に・・・。
毎回毎回だと公園に遊びに出ることすら嫌になってしまいますよね。
ある日いろいろ聞いてみることにしました。抱っこもイヤ!歩くものイヤ!じゃぁ・・・
「そろそろ昼寝の時間だから、もしかして眠くなっちゃった?」と聞くと「そう!おんぶして!」と^^;
最初からおんぶしてって言ってよー。
とその時は思いましたが、ただおんぶだけでなく”眠かった”という理由が分かったからそのあとすんなりおんぶにつながったのかな?と思います。
「嫌なのね」ということを受け止めて気持ちを分かってあげることが大切だと感じました。
無理な要望は聞かない
とはいえ、すべて子どもの言うとおりにする必要はないのです。
お菓子がほしい!とスーパーで泣かれでも毎回買ってあげるわけにはいきませんよね。
子どもも「泣き叫べば買ってもらえる!」と思ってしまいよけいひどくなる可能性も。
「買ってくれるまでは帰りたくないのね」と気持ちを理解しつつ、「この間買ったのがおうちにあるよ!帰って一緒に食べよう」といったり、「公園に行くのはどお?」など気をそらす事も大事です。
イヤイヤ期っていつからいつまで?とその対応法のまとめ
- イヤイヤ期は1歳半~3歳すぎまで。4歳ごろには落ち着いてくる。
- 前頭前野が未発達のため欲求を抑えられずに起こるのでみんなが通る道だが性格などによっても個人差がある
- 何がどうしてイヤなのかを考え、イヤなことを共感する
- 寄り添うことが大切だが全てその通りにする必要はない。無理なことは無理と伝え気をそらすことも大切。
イヤイヤ期って本当に大変ですよね。
子どもの気持ちがなかなかわからず私もついイライラしていまう日があります。
そんな時には一度離れることも大切です。
わたしも時には主人に次男を任せて長男とお茶をしに行ったり少しリフレッシュをして気持ちを切り替えています。
同じくらいの子を持つ友達や支援センターなどに相談してみるのも良いと思います。
共感してくれる人がいるだけでも心が軽くなったりしますよね。
今が一番大変な時ですが終わりは来ます。
そのうち落ち着くだろう。
そんな気持ちで今の我が子のイヤイヤを受け止めてみてくださいね。
コメント