離乳食が始まって、まず最初のメニューは「10倍がゆ」と言われるおかゆになります。
でも、おかゆをあげることは知っていても、詳しい作り方はよく分からないですよね。
「固くなったらお水を混ぜていいの?」
「保存方法は?」
など、私が離乳食教室にて管理栄養士さんに教わったことと、実際のわたしの体験をもとに離乳食初期のおかゆについて紹介します。
離乳食初期のおかゆ|気になる3つのポイント
1.どのくらいの量食べさせたらいいの?
まず、離乳食を始めて1日目はティースプーン一杯分です。
離乳食用のスプーンだと2杯くらいに相当します。
そして次の日にはもう一杯分増やします。
少しずつ量を増やしていき、離乳食を開始して1ヶ月くらいたった時にはこども用の茶碗に⅓杯くらいになるようにします。
ただし、これはあくまで目安になります。
もちろん赤ちゃんによって個人差はありますし、「こんなに食べてくれない!」なんて心配しなくても大丈夫です。
少しずつ食べるようになってくれますよ。
2.冷凍保存してもいいの?
上記にあるように、離乳食初期のころに赤ちゃんが食べる量は本当に少ないです。
そんなちょっぴりのおかゆなんて毎日毎日作っていられないのが忙しい主婦の本音ですよね。
そんな時は冷凍です!
わたしは1週間分を作っておいて冷凍しています。
小分けに冷凍できる容器を100円均一で買ってきて使っています。
フタはありますが密封はできないので、凍ったら密封できる容器に移し替えています。
食べさせる時には、少し水を入れて電子レンジで温めています。
温めすぎると爆発してレンジ内が悲惨なことになるので気をつけてくださいね。
わたしは2回爆発してレンジが大変なことになりました(笑)
温めている間はレンジから目を離しちゃダメですよ!
わたしは爆発してからはかき混ぜながら少しずつ温めるようにしています。
こうすると爆発しませんしオススメです。
3.固くなってしまったらどうしたらいいの?
おかゆを作った際、水分が飛んでしまって固くなってしまったことがありました。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
そんな時はお水を足して大丈夫みたいです。
管理栄養士さんに、「固くなってしまった時はお水を足しながら様子を見てくださいね」と聞いていましたが、「こんなに水を入れて作ってるんだから固くなんてならないでしょ」なんて思っていました。
…そんな考えは甘かったです。
管理栄養士さんが言うように、だんだんと水分がなくなって固くなってしまいました。
言われた通りお水を足して作ったらちゃんと柔らかくできました。
ちゃんと話を聞いておいて助かりました。
固くなったら様子を見ながら少しずつお水を足していきましょう!
離乳食初期のおかゆの作り方
1.おかゆのレシピ|鍋を使おう
まず、お米をきれいにとぎます。
お鍋に10倍の量の水とともに入れて、30分ほど給水させます。
30分後、まずは中火で煮ます。
沸騰したら弱火にして10分ほど炊きます。
炊けたら火を消して蒸らします。この時フタは開けないようにしましょう。
おかゆが炊けたら、裏ごししてなめらかにしましょう。
おかゆはとても吹きこぼれやすいです。
そばを離れないよう気をつけてくださいね。
2.おかゆのレシピ|炊飯器を使えば簡単
おかゆは炊飯器で作ることもできます。
お鍋で作るときと同じように、お米を研いで給水させておきます。
その後炊飯器にセットしておかゆモードにして炊きます。
炊きあがったらまた裏ごししましょう。
これは炊飯器でおかゆのみを炊く方法ですが、大人用の普通のごはんと一緒におかゆを炊くこともできます。
炊飯器に入れても大丈夫な、耐熱の容器を用意してください。
平べったいお皿より細長いコップなどが良いですね。
マグカップも使えます。
その用意した容器の中に研いだお米と10倍の量の水を入れます。
大人用の米を入れた炊飯器にその容器ごと入れます。
そのまま炊くと容器内はおかゆに、それ以外は普通のごはんが炊けます。
このやり方だと鍋で作るときのように鍋の前から離れられないということもないのでお母さんの手間も省けますね。
離乳食初期のおかゆのまとめ
わたしは離乳食を作るまでおかゆを作ったことがありませんでした。
初めて作るおかゆが離乳食で、うまく作れるか不安でした。
ちなみにわたしが初めて作った時の失敗は、作りすぎたことです。
あんなに増えるとは思わなくて、半合作ってしまいました。
1週間分冷凍しましたが、それでも多かったので息子と一緒にわたしもおかゆを食べました(笑)
その次に作った時には余らずに冷凍できました。
ふきこぼれたり、多すぎて余ったり、固くなってしまったり…失敗はありますが失敗しながら少しずつ上手になっていきます。
失敗は成功のもと!
諦めないで、可愛い赤ちゃんのためにおいしいおかゆを作ってあげましょう!
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