赤ちゃんが産まれて、3ヶ月、育児にも少し慣れてきたころでしょうか。
そんなころに【お食い初め】というお祝いがあります。
この言葉は聞いたことがある方も多いですよね。
でも、聞いたことはあってもどんなことをするのか、やり方までは分からなくないですか?
そこで、今回は、実際におこなったお食い初めの体験をもとに、【メニュー・食べさせる真似の順番など、知っておくべきお祝い方法】をご紹介します。
お食い初めはいつやるの?どこでやるの?
1.お食い初めって?
お食い初めは、他にも呼び方があります。
土地柄もあるのかもしれませんが、わたしの義母は「百日祝い」と言っていました。
他にも「真魚始め」や、「箸揃え」などとも言うようですね。
お食い初めは、一生食べることに困らないようにと願いを込めておこなわれる成長のお祝いです。
さて、気になる内容ですが、赤ちゃんに食べさせる真似をします。
食べさせる人は、集まった人たちの中で赤ちゃんと同性の一番年上の人がやります。
わたしは夫婦だけでやったので、夫が息子に食べさせる真似をしました。
2.どこでやったらいいの?
お食い初めは食器や料理を用意できるのであれば自宅ですることができます。
旅館や飲食店だと、特に用意をする必要がないのでお手軽にできます。
わたしは迷ったのですが、夫婦だけでやったのでわざわざお店でやらずに家でやろうという話になりました。
食器はお宮参りに行った際に神社で頂いたのでそれを使い、料理は作りました。
もしたくさんの人がお祝いにきて、その分料理を用意しなければならないのならば、どこか飲食店の方がいいかもしれませんね。
わたしが調べた限りでは、飲食店でのお食い初めは三千円くらいからできるようでした。
尾頭付きの魚を用意すると少し高くなるようです。
どこでどのようにするのかは話し合って決めた方が良いでしょう。
3.いつやったらいいの?
お食い初めはだいたい生後100日ごろにすると言われています。
わたしがしたのは100日を少し過ぎたころでした。
ただ、地域によっては110日だったり120日だったりするようです。
その日ぴったりにする必要はなく、多少ずれても大丈夫です。
前後で、予定が合う日を選んで行いましょう。
お食い初め当日|メニューと食べさせる順番について
1.お食い初めのメニュー
お食い初めのメニューにも地域性があります。
基本的なメニューとしては、お赤飯、お吸い物、尾頭付きの魚、煮物、香の物あたりですね。
わたしはこれにプラスしてタコを用意しました。
お吸い物はハマグリで作り、香の物はちょうど祖母から梅干しをもらったので梅干しにしました。
煮物は自分の好きな筑前煮にしました。
人参など飾り切りをすると見た目も華やかになります。
ちなみにわたしも飾り切りに挑戦しましたが不器用なのでうまくできませんでした。
お魚は鯛が一般的ですが、地場産のお魚でもいいようです。
わたしは鯛ではなく、地元でよく獲れるお魚を尾頭付きで用意しました。
お赤飯は面倒だったのでスーパーで買ってきました。
全てを作るとなると大変ですし、買ってきたものをお皿に並べるので充分だとわたしは思います。
ただ、地域によりますしメニューに関してはお母さんなど身内の方に聞くのが一番いいかもしれませんね。
また、通販でお食い初めのセットが注文できるのでそちらを利用するのも良いと思います。
全て用意されていてとても便利です。
食器もセットのものもあります。
わたしも本当はその通販を利用しようと思っていたのですが、1人目の子だし手間をかけてあげたいのと、時間もあるから用意してみよう!ということで用意してみました。
まぁ、結局お赤飯は買ってきて手抜きしちゃいましたが(笑)
2人目の時には通販を利用してみようかな?なんて考えてます。
2.食べさせる順番
お食い初めは、ただ食べさせる真似をするのではなく、食べさせる順番があります。
お赤飯→お吸い物→お赤飯→お魚→お赤飯→お吸い物
これが基本的な流れになります。
ただ、他にも用意しているとまた順番は異なります。
基本はこの順を3回繰り返します。
その後は歯固めの石を箸で触れ、それを赤ちゃんの歯茎にちょんと当てます。
石のように丈夫な歯が生えますようにと願いを込めます。
歯固めの石はお宮参りの時に頂いたり、もしなければ近くの河原などで拾っても問題ないそうです。
ただ、使う前に綺麗に洗ってあげてくださいね!
お食い初めのやり方まとめ
お食い初めは一生に一回のお祝です。
生後3ヶ月ごろなので、首がすわっていなかったり、お母さんもまだ体調があまりよくないかもしれません。
あまり無理はしないで、わたしのように料理はスーパーで買ってきたり、通販してもいいと思います。
どんな立派なものを用意するかじゃなくて、お祝いする気持ちが大事だとわたしは思います。
赤ちゃんが一生食べることに困らないように、お食い初めをしてあげましょう。
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