妊娠している時は出産について不安に思ったり調べている方も多いのではないでしょうか。
私も妊娠中は出産についてや子育てについていろいろ調べていました。
ですが出産後の体の変化や入院中のことなどは全く調べていませんでした。
出産後は体の変化も大きいですし、入院中にどんなことをしておけばよかったと思ったこともありました。
今回は出産後の入院中についてご紹介していきます。
出産直後の体について
・出産後の様子
出産が終わると体にはかなりの疲労が溜まっています。
そのため、分娩台で数時間安静にしておきます。
その間の時間は病院や助産院などによって違ってきます。
カンガルーケアといい、出産後赤ちゃんをきれいにふいたり体重などを計ってすぐにお母さんに抱っこさせてもらえるところがあります。
他にもお父さんがへその緒を切ったり、助産院だと自分の産みたい方法や出産後どのようにしたいなどをきいてもらえるところもありますので、出産される場所を選ぶときに是非参考にしてみてください。
私はカンガルーケアもありましたが胎盤が見てみたく助産師さんにお願いしました。
「こうやってお腹の中で繋がっていたんだな」
「こんな袋の中に赤ちゃんは入っていたんだな」
とびっくりしました。
ただ見た目で気持ち悪くなる人もいるかもしれませんので、見る際は注意してくださいね。
・体の変化
分娩台で休んだ後は着替えをし病室に移動になります。
出産後は骨盤もゆるくなっていますし、お腹もへっこみ出産による体のダメージはかなりあります。
歩くのも骨盤が痛かったり、会陰切開をしていたり体力も無くなっています。
私は会陰切開をしましたがドーナツ型のクッションが手放せませんでした。
ご飯を食べるときに座らないといけないのでとても痛いですし、トイレもしみます。
ですが退院するころには痛みに慣れていると思いますので安心してくださいね。
他にも出産後はおしっこがなかなか出ません。
ちゃんと出たか確認されることもありますので、うまく出せない時には医師や助産師さんに相談しましょう。
・悪露
出産後子宮から排出されるものを悪露といいます。
血液や子宮粘膜などが混ざったものが出るようになりますが、出産直後はかなりの量で生理の時以上に出ます。
悪露は個人差がありますが徐々に量が減っていき、1ヵ月くらいで無くなっていきます。
始めの1,2週間は生理のときくらいの量が出るので、悪露のおかげで体重が減ったんじゃないかなと思うくらいに私は体重も2㎏くらいは減りました。
始めは「こんなに出るの?」とびっくりするかもしれません。
退院のときや1か月検診のときに悪露や子宮の検査がありますので、量が心配という方は医師に相談しましょう。
出産後、入院中はどんなことをするの?
・病室について
入院中も病院や助産院によってかなり違ってきます。
また大部屋を選ぶか個室を選ぶかによってもかなり違ってきますね。
まず病院によっては授乳室に赤ちゃんが常にいて、お母さんが行く場合と、常に赤ちゃんと一緒の部屋にいる場合があります。
授乳室に赤ちゃんがいる場合は部屋でお母さんがゆっくり休めることができますね。
赤ちゃんと同じ部屋の場合は入院中に不安なことを聞くことができるので、退院後が安心できますね。
他にも大部屋や個室があります。
私が出産したところは常に赤ちゃんと一緒にいれる病院でした。
はじめは大部屋でもいいかなと思っていたのですが、元々物音などで起きやすく、他の人の寝息が近く疲れも取れず途中から個室に変更しました。
出産中は赤ちゃんが泣いたらすぐに起きれるように体が変化しています。
元々の体質もありますし、夜も3時間おきにミルクをあげていたので(大部屋は夜だけ赤ちゃんを預かってもらう)、1日に3時間しか寝ることができませんでした。
同じような方ははじめから個室を選ばれることをおすすめします。
個室は金額も高いこともありますが、産後はかなり疲労もあり物音などにも敏感です。
数日ですので家族で相談してみましょう。
・検査ややることについて
入院中は赤ちゃんもお母さんも検査がいくつかあります。
例えば赤ちゃんは聴覚や先天性代謝異常などの検査があります。
お母さんも体調や悪露の診察があります。
出産した時間にもよると思いますが、お母さんの体に問題が無ければ次の日にはシャワーも入れるようになりますよ。
他にも退院後の育児やお母さんの体の変化について説明をうけたり、沐浴のやり方を見たりします。
実際に沐浴ができるところもあります。
私は見るのみでしたが、退院後不安だったので動画を撮らせてもらいました。
不安な場合は許可を取り撮らせてもらうといいです。
・母乳
赤ちゃんを母乳で育てたいという方は多いのではないでしょうか。
母乳を飲むことで赤ちゃんに免疫をお母さんからあげることができます。
そして赤ちゃんだけでなくお母さんにもメリットがあり、ホルモンによって子宮の収縮が早く回復してくれます。
出産前から母乳が出ているという方もいると思いますが、母乳が出るか悩む方は多いと思います。
私も「本当に出るようになるのか」不安でしたし、出ないと助産師さんと話しながら泣いている方も見かけました。
母乳は赤ちゃんに吸ってもらうことによって出るようになります。
ですがはじめは赤ちゃんは吸う力が弱いですし、赤ちゃんもお母さんも慣れるまでは吸ってもらうのに苦戦します。
母乳が出ないと赤ちゃんもなかなか吸ってもらえません。
「嫌がってるからかわいそう」と思ってしまうかもしれませんが、赤ちゃんは慣れてしまえばおっぱいが大好きになります。
あげるコツややり方をつかめるのは少し時間がかかると思います。
始めはしっかり助産師さんに手伝ってもらいましょう。
私は泣かれてしまうとかわいそうと思ってしまい、少ししたらすぐにミルクをあげてしまっていました。
1週間検診の時に助産師さんに手伝ってもらってから赤ちゃんも吸ってくれるようになったので、入院中に頑張っておけばよかったな、と後悔しました。
母乳が出ず悩んだ時には助産師さんに吸わせるのを手伝ってもらいましょう。
授乳中の抱き方も何通りかあるので、助産師さんといろいろ試してみましょう。
出産後の入院についてのまとめ
出産後の入院中の生活はなんとなく想像できましたか。
病院や助産院によって入院中や出産も変わってきます。
「こんなことをしたい」ということがあれば、どこで出産するか選ぶポイントにもなりますね。
- 出産後は疲労やダメージが大きいため安静にする
- 悪露が出るようになる
- 出産直後はおしっこが出にくくなる
- 物音に敏感な人は個室がおすすめ
- 母乳で育てたい人は助産師さんにしっかり手伝ってもらう
退院するといよいよ赤ちゃんとの新生活がスタートです。
入院中に不安なことは相談しておきましょう。
そして体も疲れていますのでしっかり休んでくださいね。
赤ちゃんの近くにいるだけで幸せな気持ちになりますよ。
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