赤ちゃんのよだれはいつまで?対処法はどうしたらいいの?

赤ちゃんよだれ(1)

生後2ヵ月から3ヵ月くらいになると指しゃぶりを始める赤ちゃんが多くなってきますね。

そのころになるとよだれの量も増えてきますね。

袖や首周りによだれがついてしまい、服がぬれてしまったり、布団がぬれてしまったりしますよね。

そんなよだれはいつまで続くのでしょうか。

今回はよだれの注意点や対策についてご紹介していきます。

赤ちゃんのよだれの理由

赤ちゃんは指をしゃぶったりうつぶせに寝かせていると、よだれが垂れてきてしまいますよね。

大人もよだれは出てきますが、赤ちゃんはどうして垂れてきてしまうのでしょうか。

それは口の筋肉がまだ未発達のためです。

口の筋肉が発達すると外に垂れてこなくなります。

口を閉じることができるようになり、たまったよだれも飲み込めるようになっていきます。

今はまだ飲み込むということを意識していないため、発達とともによだれの量がへっていきます。

しかしよだれは成長にとても大切なことです。

よだれは口に入ってきた細菌などから守ってくれる働きがあります。

口の中は粘膜なので敏感なんです。

よだれがあることによって洗浄や殺菌をしてくれます。

またよだれが増えることによって消化を助けてくれるからです。

その為生後5ヵ月から6ヵ月になるとさらによだれの量が増えていきます。

そのころになると下の歯が生えてくる赤ちゃんもいます。

歯が生える時期は個人差がありますので、「まだ生えてこない」と悩む心配はないですよ。

歯が生えてくると歯茎がムズムズするので指をしゃぶる事が多くなり、よりよだれも気になるかもしれません。

生後8ヵ月から9カ月には筋肉が発達し、よだれも垂れにくくなってきます。

1歳ごろにはよだれも気にならなくなっていきますよ。

赤ちゃんよだれ(2)

赤ちゃんのよだれが少なくなったら注意!

いつもよだれが垂れていて気になる子が急によだれが減ったという時は注意をしてあげましょう。

よだれが急に減っているときは脱水症状になってしまっている場合があります。

夏は暑くこまめに気にしてあげるかもしれませんね。

しかし冬は乾燥だったり暖房が暑すぎて汗を多くかいていることもあります。

よだれの量が減った場合はまず母乳やミルク、白湯などで水分補給をしてあげましょう。

またよだれが臭うという時も要注意です。

よだれは先ほど説明したように殺菌作用があります。

よだれが臭うときは口の中に雑菌が増えている場合があります。

よだれが減ったためとも考えられますが、体調が悪い場合にも臭いが気になることがあります。

よだれの量が気になった場合には赤ちゃんの様子を見て病院で診てもらうようにしましょう。

よだれが多い時の対処法

・スタイ

よだれが増えるといろんなところによだれがついてしまいますよね。

うちの子も親指だけ吸っていることもありますが、口の中に四本も入っていることがあります。

指を口から出したときに大量のよだれも一緒に出てきてしまいます。

その手で毛布を触ってしまったり、襟元がびっちゃりになってしまうと冬は特に冷たくならないか心配になるほどでした。

よだれが垂れるようになってきたら スタイ(よだれかけ)をつけてあげましょう。

垂れてきたよだれもスタイでさっとふいてあげることもできますし、落ちてくると取り替えるだけで済みますね。

うちの子は指を吸おうとしてスタイも巻き込んでしまい、スタイを口に入れてしまうこともよくありました。

そうするとすぐにビチャビチャになってしまいます。

濡れているところがほっぺや顎に常に触れていると肌が荒れてしまうことがあります。

スタイはすぐに濡れてしまうので頻繁にかえてあげましょう。

・ガーゼ、ハンドタオル

ティッシュで口元をふいてあげるときも注意してあげましょう。

ティッシュは口元についてしまい、そのまま舐めて飲み込んでしまうこともあります。

スタイのようにティッシュを首にはさんでも、指しゃぶりと一緒に口の中に入れてしまうこともあります。

なるべくガーゼやハンドタオルなどを持ち歩き、ふいてあげるといいですね。

また指しゃぶりの時には指にもよだれがたくさんついてしまいますよね。

よだれには繊維やほこりなどがつきやすいので、こまめに手もふいてあげるようにしましょう。

指の間や手のひらにほこりも溜まってしまうこともあります。

飲み込まないように濡れたガーゼでふいてあげたり、お風呂の時にしっかり握っている手のひらも洗ってあげるようにしてあげてくださいね。

うちの子は生後2ヵ月くらいのときは常に手をグーにしていたので、指の間にとても繊維がたまっていてびっくりしました。

物を握りだすようになると手を開いていることが多いので目につきやすいですが、2ヵ月くらいのときにはなかなか気づきにくいこともあります。

意識して見てあげてください。

赤ちゃんよだれ(3)

赤ちゃんのよだれのまとめ

赤ちゃんのよだれは生後2か月ぐらいから増えていきます。

よだれは消化や殺菌作用があるので成長にはとても大切です。

消化も助けてくれますので、離乳食の準備が出来てきているという嬉しい証拠ですね。

ですがよだれが急に減ると体調不良や脱水症状などの疑いもあります。しっかり注意してあげましょう。

 

よだれの対処法

  • スタイをこまめに変えてあげる
  • ガーゼやハンドタオルでふいてあげる
  • よだれ(手)に繊維やほこりがつきやすいのでふいてあげる
  • 手のひらを開いてしっかり洗ってあげる

よだれは1歳くらいには落ち着いてきます。

スタイもかわいいデザインのものが多いので、コーディネートも楽しいですよね。

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