生まれてから泣いてばかりだった赤ちゃんが、だんだんとお話ができるようになるのは嬉しい成長ですよね。
しゃべりはじめは歩き出した時と同様、個人差があるのですが児童館や公園などで同じくらいのお友達に会うとその差に驚いたり、
「うちはまだ・・・」と焦りを感じたり、
「もしかしてなにか障害があるんじゃ・・・」と心配するママも多いのでは?
私も2歳と4歳の男の子を子育て中なのですが、長男は初めての育児だったこともあり【寝返り】【歩く】など成長ポイントのたびに心配になりました。
そして次男も、長男を基準にして「遅いな」「早いな」と気にしてしまうものですね^^;
そんなうちの子は周りからもよく驚かれるくらい言葉の習得が早かったのです。
今回は2歳の言葉の基準についてと、言葉が早かった息子との2つの習慣について紹介しようと思います。
1歳1か月で2語文、1歳10か月で3語文?言葉が早かった長男。
しゃべりはじめは7か月。
しゃべるといっても、「あーだーだー」などの喃語ですが、意味のないような言葉をいろいろ言うようになりました。
11か月になると、私が「今日は雨だねー」など語尾が「ねー」の時限定で「ねー!」と返してくれるように。
1歳になると「わんわん」「にゃーにゃー」「なし(梨)」の3つの名詞が言えるようになり、「ないねぇー」「なにー」など私が言うとマネする言葉も増えました。
1歳1か月 私が電話していたのを真似て電話のおもちゃを持ちながら「うんうん、なにー?」というようになりました。
これは2語文と言わないかもしれませんが、はじめて単語を2つ繋げて言えた言葉です。「わんわーん ばいばーい」と犬を見るたびに言うようにもなりました。
1歳2か月 おなかの中にいるときから読んでいる「ノンタン」の絵本を指さしながら「のんたん」と言えるようになったり、手を合わせて「いたた たしゅ(いただきます)」がいえるようになりました。
1歳3か月には お散歩行く?など私が聞いたことに「うん!」と返事をしたり、ご飯食べる人ー?と聞くと「はーい!」とお返事ができたりして会話らしくなりました。
そのほかにも「あし(足)」「でーしゃ(電車)」など単語もどんどん増えました。
1歳10か月で初めてオレンジジュースを飲んだ時に「みかん じゅーしゅ おいしい」と言いました。
どれも知っている単語でそれがつながった瞬間。(みかんとジュースは名詞同士なのでこれは2語文とカウントするかもしれませんが^^;)
その時から「ママ にゅーにゅー(牛乳)ちーだい(ちょうだい)」などもごくまれに出てくるようになり、会話らしくお話しできる事が増えました。
2歳3か月になるとなんでも「これはー?」と聞く時期到来。
2歳4か月には「おもちゃないないしよう!」と私が言うと、「ないないした!」と嘘がつけるようになり
2歳5か月には歌をうたえるようになりました。
この頃になるとよく話すので「3歳ですか~?」と聞かれ、2歳と言うと驚かれることが増えました。
そもそも2歳ってどのくらい話すの?
1歳ごろから「ママ」や「まんま」「わんわん」などの単語を言えるようになり、
2歳ごろ「ママ だっこ」や「わんわん いた」など言葉を繋げられるようになります。
これが2語文で自分の意思をより伝えられるようになるのです。
もちろん目安なので、2歳になって初めて単語が言えた子もいるし、3歳でもまだ話さない子もいますよね。
とくに、男の子は言葉が遅いと言われているのであせらずゆっくり様子を見る事が一番です。
それでも「うちの子は…」と心配になる場合は相談して一度診てもらう事が一番!
もし万が一障害などがある場合にはその分早く療育などの支援が受けられますし、何もなければママは安心できますよね。
2歳の男の子。言葉が早いのは障害?
言葉が早い息子でしたが、早くても私は悩んでしまいました。
「言葉 早い」なんて検索すると次に出てくる単語は「アスペルガー症候群」だったからです。
最近テレビなどで取り上げられることも多く耳にすることも増えましたよね。
*アスペルガー症候群とは
生まれつきの脳機能障害で、知的や言語には問題ないので自分が障害があると気づかず大人になる場合も多い。相手の感情が読み取れず相手の欠点などをそのまま言葉に出してしまうので、いわゆる「空気が読めない」。
赤ちゃん〜幼児期の症状の特徴としては
- 目を合わせない
- 一人遊びが好き
- 人の多い場所が苦手
- 抱っこを嫌がる
など。
幼稚園や小学校と進級していく中で、うまくお友達と馴染むことができずに悩み、ストレスを溜めてしまう事も多いのです。
ママが独断で「この子は障害がある!」と判断して決めつけるのもよくないですが、ちょっとでも当てはまったり気になる場合には専門家の判断が一番です。
息子は2歳を過ぎるとABCの歌がうたえたり、数字も1~10まで、2歳8ヶ月になると「ノンタン」の絵本を次男にスラスラと読んであげていました。
文字は読めませんが、丸暗記していたのです。
どんどん吸収してすぐに覚えて言えて単純に「すごい!」と思う一方、頭をよぎるのはやはり上記の事。
一時期は一人遊びが大好きで一度病院に行った方がいいのかな・・・でもちょっと勇気が出ない。
そんな時に長男が風邪を引き小児科へ。
かかりつけの先生に「よくしゃべるねー!」と言われたのでついでに相談をしたところ「目も合うし気にすることはないと思うよ。言葉は遅い子もいれば早い子もいる。」と言ってくださり安心できたのを覚えています。
お話し大好き!言葉が早かった長男との2つの習慣
いま思うと言葉が早かったのはこれのおかげかな?と思うことが2つあります。
1つめは私がずーっと話しかけていたこと。
そもそも私はおしゃべりでないのです。
主人は朝早く仕事に行って息子が寝た後に帰ってくるので日中は息子と二人。
何も話さない0歳の息子と家にいるときは泣いている時にあやす程度でほとんど会話をしていないことに気付いたのです。
夜中に主人が帰ってきてから「あ、今日初めて会話した。」なんて思う事も。
時々本は読んでいたのですが、息子とももっと話さなくちゃなぁと思った事がきっかけです。
と言っても、相手は何も話さないので何を話したらいいのか…
と思ったときに、いつも心の中で考えていたことや思っていたことを全部口に出して言うことにしました。
もちろん家の中限定ですが
「今日のご飯は何にしようかな~」
「あー雨が降りそうだね!曇ってきたよ!洗濯物入れるからちょっと待っててね。」
などずーっとしゃべっていました。
2つ目は本をたくさん読んであげたこと。
喃語を話し始めた8か月ごろ。暖かくなってきた季節でもあったので、お散歩ついでに図書館に行きました。
もともと私も本を読むことが好きなので、この時から息子用に2週間に1回5冊づつ借りて読むようになったのです。
本をたくさん読むといいなんて事も聞きますもんね。
図書館は種類も豊富で選ぶのも読むのも楽しかったです。
1歳過ぎて言葉を真似してくれるようになると、そこからが早かったかな?と思います。
私も話してくれることが嬉しくて果物や野菜の本を指を指しながら「りんご」「にんじん」などと言いながら毎日見ていました。
絵と言葉を一緒に覚えられるので、1歳6か月のころには自分で指さしならが名前が言えるようになっていました。
ことばが早かった長男。では次男は?
長男が早かったので、次男はもっと早いだろうと思っていました。
近くでおしゃべり大好きな長男が話したり本も読んでくれている。
ですが次男は単語が出てきたのは1歳半ごろでした。
それも、「ママ」だけです。
なのでやはり、個性なのだろうという私の決断です^^;話す時が来れば話すと。
赤ちゃんは話せなくてもいろいろ理解していますよね。
きっと心の中でいろいろ考えてるんだろうなぁと感じます。
私が話しだすチャンス!と思うのはたくさん話かけて言葉を真似するようになった時。
次男もそうでした。
お!真似する!と思ったら野菜や動物の名前などいろいろ真似して言わせました^^;
そうしているうちに言葉の発し方を覚えていくのかな?とおもいます。
なかなか単語が出てこなかった次男もそこからどんどん覚えて2歳の誕生日には「ハッピーバースデー」の歌を自分で歌っていましたよ^^
2歳の息子が言葉をたくさん話すようになったことをまとめると
- たくさん話しかける
- たくさん本を読む
- 言葉を真似っこし始めた時がチャンス!いろんな単語を覚えるとき
- 言葉が遅くても、早くても心配!そんな時には相談を
お腹にいるときから外の音が聞こえるって言いますよね。
お話をする前の段階では周りの音や言葉をたくさん聞いて覚えて心の中でいろいろ考えているんだなぁと思います。
遅くても早くても我が子のペース。
ママの独り言でも話し相手になってもらって、たくさん話して過ごしてみてくださいね♪
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