赤ちゃんが産まれてこれから新しい生活がスタートします。
産まれたばかりの赤ちゃんは首もすわっていないので抱っこも不安ですよね。
まだ慣れないうちは「泣いてしまったらどうしよう」と不安になることも多いと思います。
そして新生児は夜に泣くことが多いんです。
今回は新生児の夜泣き対処法や注意点についてご紹介していきます。
新生児の特徴
生後4週までの赤ちゃんのことを新生児といいます。
新生児の赤ちゃんはまだ体も未発達ですし、体もどんどん成長していきます。
一日に30~40gも増えていきます。
一か月で1㎏くらい増えます。
新生児はお腹の中でお母さんに守られて育ってきました。
暖かい体温で羊水に浮かびきっと気持ちがよかったことでしょう。
ですが外に出ると夏や冬は特に赤ちゃんにとっては過ごしにくい環境です。
室温や服装などしっかり調節をしてあげましょう。
エアコンの風の向きだけでも体が冷えてしまうこともありますし、「寒いかな」とホットカーペットや湯たんぽを使うと低温やけどをしてしまいますので注意してあげてください。
こまめに体を触って体温を見てあげてください。
手足が冷たいからといっても汗をかいていることがよくあります。
汗も少しの室温の変化でびっしゃりかいてしまいます。
脱水症状になることもあるので水分補給もしっかりしてあげてくださいね。
新生児との生活|ほとんど寝て過ごす
新生児の赤ちゃんは一日のほとんどを寝て過ごしています。
一日に16時間も寝ています。
赤ちゃんによっても睡眠時間は個人差があります。
寝すぎということはないのでしっかり寝かせてあげましょうね。
うちの子は16時間以上寝ていたような気がします。
よく「産まれたばかりは3時間おきにミルクを飲ませましょう」といいますが、始めから4時間は平気で寝ていたので、心配になるほどでした。
ミルクを飲ませるのに起こそうとしても起きないほどです。
ですがこんなに寝てくれるのは新生児のうちだけです。
2ヵ月、3ヵ月になると昼間に起きておける時間が増えてきます。
寝ぐずりに悩むこともあるかもしれませんが、一緒に遊べるようにもなってきますよ。
・ミルク、母乳
新生児はまだ一度に大量にミルクを飲むことができません。
始めは3時間おきにミルクを飲ませてあげましょう。
ミルクは消化に時間がかかるため2時間半はあけるようにしてあげてくださいね。
母乳は消化がよく1~2時間おきにお腹が減ったと赤ちゃんが泣きだしてしまいます。
赤ちゃんが欲しがるだけあげましょう。
病院によっても言われることは違うと思いますが、母乳もミルクも赤ちゃんが起きなければ寝かせてあげましょう。
私ははじめは心配で起こしていましたが、結局眠気に負けて飲んでくれないことも多かったです。
体重も順調に増えていたので4時間くらい寝かせたままのこともありました。
退院して1週間くらいは3時間おきに起こしても、その後は体重が順調であれば寝かせてあげてもお母さんも体を休めることができますよ。
・おむつ
新生児の赤ちゃんは消化器官が未発達の為、おしっこやうんちをよくします。
ミルクや授乳の前に変えてあげましょう。
赤ちゃんの肌は弱くかぶれやすく、うんちも酸性の為排泄していることが分かったらすぐに 替えてあげましょうね。
うちの子はうんちをしても泣かない子でした。
現在生後4ヵ月の今でもです。
いつしたか分からず「あの時ふんばっていたのかな」と後になって匂いで気づくこともありました。
「おむつが気持ち悪いと泣く」というイメージがあると思いますが、泣かない子もいますので気を付けてあげてくださいね。
新生児は夜型?これは夜泣きなの?
新生児のうちはミルクを飲むとすぐに寝てしまう子も多いと思います。
ですが夜になると少し起きていたり泣いてしまう子も多いんです。
「これが夜泣きなの?」と思ったことも多いのではないでしょうか。
ただ、夜泣きは一般的には生後6か月ごろから始まります。
夜泣きは泣いている原因が分からないことが多く、昼間の興奮で泣くとも言われています。
新生児の赤ちゃんは夜泣きではなく、夜型の子が多いのです。
赤ちゃんがまだお腹の中にいたころ、胎動は何時ごろに多かったですか?
夜に多かったという方が多いのではないでしょうか。
これは助産師さんから聞いたのですが、
「日中はお母さんが忙しいから、夜に赤ちゃんが動くんだよ。だから産まれたばかりの赤ちゃんも夜型の子が多い。」
実際に入院している時にうちの子は夜に1時間起きていることがあり、他の個室からも赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
新生児は飲む量が少ない為、昼も夜も区別なく起きてしまったり、夜型のため夜泣きと思ってしまうことが多いようです。
いつもミルクをのむとすぐに寝てしまうのに夜に起きているとびっくりすることもあるかもしれませんね。
新生児のうちは一日のほとんどを寝て過ごしますが、赤ちゃんは日中起きておける時間が長くなるとうまく寝れなくなります。
それは本能で寝ている時が無防備なため、襲われないかと心配だからです。
なのでここは安心して寝られるよ、と教えてあげましょう。
お母さんのぬくもりや心音、ゆらゆらが一番安心できると思いますよ。
夜寝ない新生児|徐々に直す方法とは
赤ちゃんはお腹の中では夜型でしたが、産まれてからは徐々に日中起きておけるようにしてあげましょう。
新生児のうちは3時間おきに起きてしまいます。
産後はお母さんも体力が落ちているため、赤ちゃんと一緒に日中寝れるときはしっかり寝てください。
そして夜もミルクや授乳に備えて寝ておいてくださいね。
赤ちゃんの体内時計を整えるためにも昼はカーテンや電気を付けて部屋を明るくしてあげましょう。
逆に、夜は部屋を暗くし、静かな環境にしてあげましょう。
ミルクや授乳中もなるべく電気はつけず、スタンドライトや豆電球、手元だけを照らすようなライトを使ってみてください。
生後2か月くらいになると晴れた日に散歩に行ったり、部屋で日向ぼっこなどをして太陽の光を浴びさせてあげましょう。
また生後3ヵ月ごろには昼と夜の区別がついてきます。
そのころには夜型も治ってくる子が多いと思います。
体内時計を整えるためにも、朝も決まった時間に起こしたり、寝かせたりしましょう。
お昼寝もなるべく決まった時間にしてあげるといいですね。
なかなか寝てくれず苦戦することもあるかもしれませんが、同じ時間に寝る習慣をつけれおくようにしましょう。
それまでは寝れるときはしっかり寝て、家事も家族に手伝ってもらったり、手抜きをしましょう。
新生児の夜の睡眠について
新生児の赤ちゃんは睡眠時間は16時間と、一日のほとんどを寝て過ごします。
ミルクや母乳を少量しか飲めないので昼も夜も区別がつかずに起きてしまいます。
産まれたばかりの赤ちゃんは夜型の子が多いです。
昼と夜の区別をつけ、体内時計を整えてあげましょう。
- 昼はカーテンを開けたり電気で明るくする
- 夜は暗く静かな環境をつくる
- 決まった時間に寝かせたり起こすようにする
- 散歩などをして太陽の光をあびさせる
産後はお母さんも体力が戻っていません。
慣れない育児もあり疲れをとるためにも、日中寝れるときは赤ちゃんと一緒に寝るようにしましょう。
家族に家事を手伝ってもらったり手抜きをしてください。
お母さんに余裕がないと赤ちゃんにも気持ちが伝わってしまいます。
お母さんも寝不足でイライラしてしまうと、余計に赤ちゃんは寝てくれなくなってしまうこともあります。
お母さんにも余裕が出るように睡眠をとり、一人で見ようとせず、家族に協力してもらってくださいね。
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