赤ちゃんがしゃべると言えば「バブー」とおしゃべりしてくれるイメージはないですか。
ですが産まれたばかりの赤ちゃんはまだしゃべれる言葉が限られています。
早くおしゃべりができるようになるのが楽しみですよね。
赤ちゃんはいつからおしゃべりができるようになるのでしょうか。
今回は赤ちゃんの喃語やコミュニケーションの取り方についてご紹介していきます。
赤ちゃんの話始め|喃語とク―イング
・クーイングとは
赤ちゃんはまずクーイングからおしゃべりし始めます。
クーイングとは喃語よりも先におしゃべりし始めます。
生後1、2ヵ月くらいから「あー」「うー」からおしゃべりしはじめます。
今までは泣くことのみがコミュニケーションでしたが、「あー」「うー」とおしゃべりしてくれるようになります。
赤ちゃんはまだ舌をうまく使えないため、母音の発しやすい言葉からおしゃべりできるようになっていきます。
・喃語とは
生後4か月くらいになると「あぶー」「だあー」など2文字以上の言葉でおしゃべりができるようになります。
生後7ヵ月くらいになると「まーまーまー」など、同じ言葉を連続でおしゃべりできるようになっていきます。
他にもどんどんしゃべれる言葉が増えていきます。
生後9カ月ごろになると「まんま」とお母さんの顔を見ながらしゃべりかけてくれる子もいます。
赤ちゃんのおしゃべり|少ない時はどうすればいいの?
赤ちゃんがあまりおしゃべりをしてくれなかったり、生後8カ月になったのにまだ2文字くらいしかおしゃべりが出来ないと、心配になる方も多いと思います。
ですが、おしゃべりの多さや発達には個人差があります。
あまりおしゃべりをしない子だったり、しゃべらないと舌の発達や分かっていてもその言葉がしゃべれるのが難しいという場合もあります。
ですが生後8、9ヵ月になっても話しかけても振り返らなかったり、コミュニケーションをとろうとしなかった場合などは自閉症の疑いもありますが、あくまで目安です。
心配な場合は予防接種や検診のときに病院や保健センターなどで相談してみましょう。
赤ちゃんと喃語でおしゃべりをしてみよう
今までおしゃべりができていなかったのが「あー」「うー」と声が出始めると、とてもうれしいですよね。
ついつい反応してしまいますね。
我が家は里帰りをしているときに初めて「あー」「うー」とおしゃべりができるようになりました。
私の両親とみんなで反応してしまいました。
赤ちゃんもお母さんやお父さんにコミュニケーションを取りたいとおしゃべりしてくれています。
おしゃべりができるようになるととても幸せな気持ちになりますね。
赤ちゃんがおしゃべりをしてくれると返事をしコミュニケーションをとってあげましょう。
もっと赤ちゃんもおしゃべりしてくれるようになると思いますよ。
ですが、「どう返してあげたらいいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときはまず赤ちゃんがおしゃべりしてくれた言葉をそのまま返してあげましょう。
例えば赤ちゃんが「あうー」といったら「あうー」と返してあげましょう。
赤ちゃんが話しかけてくれたら「おしゃべりがいっぱいできるね」だったり「すごいすごい」と返してあげてください。
「うん、うん」と聞いてあげるのもいいですね。
他にも朝起きたら「おはよう」だったり、「これから〇〇するよ」と伝えると習慣になり、赤ちゃんもこれから何をするか分かるようになりますね。
赤ちゃんの喃語を返していると赤ちゃんの成長も感じることができますよ。
例えば赤ちゃんが「あぐー」と言えるようになりました。
唇をくっつけると「ぶー」と言えるようになります。
他にも「へい」だったり「うん」だったり、まるで返事をしてくれているように聞こえることもあります。
赤ちゃんがおしゃべりや笑うことで舌や唇の筋肉も発達し、ヨダレの量も1歳頃には飲み込めるようになり垂れてくる量も減っていきます。
これも成長が見えてうれしいことですね。
赤ちゃんとおしゃべりする時間を作ろう
赤ちゃんはおしゃべりしたり真似をしたりしてコミュニケーションをとろうとしてくれています。
日中はお母さんと二人だけという赤ちゃんも最近は多いと思います。
お母さんも家事をしたり買い物に行ったりと忙しいと思います。
ついついテレビをつけっぱなしにしていたり、「泣き止む動画」などに頼りすぎていませんか?
テレビや動画は話しかけても反応してくれません。
赤ちゃんのコミュニケーションを育てるためにもしっかりおしゃべりしてあげましょう。
赤ちゃんが起きたとき、ご飯を食べるとき、家事の間時間など、この時間はおしゃべりの時間にしようと決めておくのもいいかもしれませんね。
赤ちゃんの喃語のまとめ
赤ちゃんはクーイングから始まり、喃語が喋れるようになっていきます。
おしゃべりしたり真似をしたりとコミュニケーションをとろうと喋りかけてくれます。
おしゃべりのポイント
- 赤ちゃんの言葉を繰り返す
- 「おしゃべりがいっぱいできるね」「すごいすごい」「うん、うん」と返してあげる
- テレビや動画はばかりでなくおしゃべりする時間をつくる
- 「これから〇〇するよ」と何をするか教えてあげる
赤ちゃんが新しい言葉を話しかけてくれるととてもうれしいですね。
いっぱいおしゃべりができるように話しかけてあげましょう。
「ママ、パパ」と呼んでもらえるように教えてあげるとよりおしゃべりが楽しくなるかもしれませんね。
コメント