出産で準備するアイテムに「円座クッション(ドーナツクッション)」があります。
出産前の準備品を育児本などでチェックすると、よく円座クッションが載っています。
でも、円座クッションは「使う人と使わない人」がいます。
先に買ってしまって使わなかったらもったいないですよね^^;
今回は円座クッションはどんな人に必要か、使う期間などについて紹介します。
もくじ
円座クッションはどんな時に使うの?
会陰切開、会陰裂傷したとき
出産時に「会陰切開、会陰裂傷したとき」は円座クッションを使います。
初産婦だと、多くの人が出産のときに会陰切開か会陰裂傷します。
その場合、産後しばらくは円座クッションなしで座れないくらい痛いんです^^;
腰痛、尾てい骨の痛みがあるとき
妊娠すると、骨盤がだんだん開いてくるのとお腹が重くなってくるので、腰痛や尾てい骨の痛みが出ることがあります。
人によって程度は様々ですが、座るのが辛いくらい痛い時は円座クッションを使うとラクになりますよ。
使わない場合
逆に、腰痛などの痛みがない場合、帝王切開の場合、会陰切開、会陰裂傷しなかった場合は円座クッションは必要ないです。
出産当日に緊急帝王切開になる場合もありますし、産院には円座クッションが置いてあるので出産前に準備しておく必要はないです。
出産後に必要なら買えば十分間に合いますよ^^
円座クッションを使う期間はどれくらい?
会陰切開、会陰裂傷の場合
会陰切開、会陰裂傷は出産当日はけっこう痛いですが、退院する時までにだんだん痛みは弱くなっていきます。
円座クッションを使用する期間は、大体出産後2、3週間くらいです。
まれに数カ月間の人もいますが、たいていの人は使う期間がとても短いです。
腰痛、尾てい骨の痛みがひどい場合
腰痛、尾てい骨の痛みがひどくて円座クッションを使っているときは、産前~産後まで何カ月も使う可能性があります。
この場合は、長く使える、へたりにくいものを選んだ方がいいですよ。
円座クッション!何にするかは症状によって決める
使う期間が短いならコレ
会陰裂傷または切開だけで円座クッションを使う期間が短いなら、機能性の高いものを買う必要はなくて、安いもので十分です。
会陰の痛みが軽いなら、退院後は授乳クッションをしいて使うこともできます。
ただ、授乳クッションの場合、座り心地はあまり良くないです^^;
安い円座クッションはへたりやすいものもありますが、新生児のお世話をしていると座っていないときも多いので2、3週間くらいなら気になりません。
1,000円前後のもので十分ですよ^^
使う期間が長いならコレ
腰痛や尾てい骨の痛みがあって使う期間が長い場合は、長く快適に座れるものを選んだ方がいいです。
「お医者さんの円座クッション」は低反発ウレタンフォームが体重を分散して、腰痛や腫れ物の負担を和らげてくれるのでおすすめです^^
へたりにくいという特徴もあるので、長く使えますよ。