今回は、端午の節句におすすめな、武将の兜人気ランキングを紹介します。
男の子がいる家の方は、そろそろ端午の節句の準備をしておきたい時期になりました。
以前、失敗しない五月人形(兜)の選び方の記事を書きました。
今回は、何を買えばいいのか迷っている方のために、選び方のポイントと、人気の高い武将の兜ランキングをご紹介したいと思います!
選び方のポイントは、次の3つです。
- 好きな武将かどうか
- 兜のデザインが好みか
- 自分の出身地にゆかりのある武将かどうか
これらのポイントについて、人気ランキングとともにみていきたいと思います!
武将の兜 人気ランキング
1位 上杉謙信(うえすぎけんしん)
デザイン
日輪に三日月前立ての兜
日輪三日月がとてもかっこいいので、兜のデザインそのものが、とても人気が高いです。黒とシルバーのみで落ち着いた印象ながらも、力強さを感じますね。
ゆかりの地
越後(新潟県)
戦国時代最強の武士として名高い上杉謙信は、下克上の乱世にあっても私利私欲のための戦いをしなかったストイックな戦国武将として人気が高いです。
2位 伊達政宗(だてまさむね)
デザイン
三日月前立ての兜
当時武将達の間に広まっていた「妙見信仰」により、月を神秘的な対象として信仰していたようです。伊達政宗の三日月もこの「妙見信仰」に由来すると考えられています。
三日月のデザインの兜はかっこいいので私も好きです。
ゆかりの地
仙台(宮城県)
伊達政宗は右目を失明しており、独眼竜と呼ばれました。戦略家で頭脳派の戦国武将です。
3位 徳川家康(とくがわいえやす)
デザイン
歯朶(しだ)前立ての兜
シダ植物の葉は常緑で枯れることがないことから、強い生命力を表すシンボルとされています。家康は、このシダをモチーフに使うことで、繁栄と長寿を得ようとしました。
ゆかりの地
江戸(東京都)、三河(愛知県)、駿府(静岡県)など
天下統一を果たし、270年にも及んだ江戸幕府を開いた徳川家康です。選んだ理由として多いのは、自ら困難な課題にも挑戦するような子になって欲しいとの願いを込めて、というものです。
4位 真田幸村(さなだゆきむら)
デザイン
鹿の角と六文銭の兜
赤色が特徴的ですね。六文銭は真田の旗印にも使われています。
六文銭は、仏教において三途の川の渡し賃「六道銭」とも言われていて、そこから「決死の覚悟」の意気込みを示しています。
ゆかりの地
信濃(長野県)
2016年大河ドラマで人気の真田幸村(信繁)。真田幸村は、大坂の陣では、天下人・徳川家康に果敢に挑み、日本一の兵と称されました。
5位 直江兼継(なおえかねつぐ)
デザイン
雲の上に愛の前立ての兜
愛の前立ては有名ですね。戦う仏様である「愛染明王」からきていると言われています。雲の上に仏様の一文字を載せることで、その仏様の力を借りようとした武将は多かったようです。
ゆかりの地
越後(新潟県)
直江兼続は、上杉景勝(謙信の養子)に仕えた、「義と愛」を体現した知将です。優れた武将であると同時に、詩歌、書籍を愛した文人でもありました。主君からの信頼も厚く、頭の切れる人物だったため、現在でも人気が高いです。
その他のおすすめ兜
「自分の出身地にゆかりのある有名な武将はいないし、特徴的すぎる兜はちょっと…。」と思われる方には、こちらの兜がおすすめです^^
鍬形兜(くわがたかぶと)
数ある兜の中でも、もっともポピュラーなもので、平安時代から使われていました。
鎌倉時代からは前立てが大きくなって、長鍬形、大鍬形など種類が増えていきます。
鍬形兜は、特に好きな武将がいない方や、奇をてらわない一般的な兜がお好みの方には根強い人気がありますね^^
私が実際に買った兜はこれ!
私は、人気ランキング3位の徳川家康の兜を選びました。
今住んでいるのが東京というだけで、出身地は全然関係ないのですが…。
私はどちらかというとデザインで選びました。前立てだけではなく、後ろも丁寧に1つ1つ紐で編んであって、細部までしっかり作られているので気に入っています。
端午の節句に兜や鎧を贈るのは、昔から兜や鎧は命を守る道具の象徴として考えられており、男の子が生まれるとその子に「身の危険が及ばず安全に暮らせるように」と飾るようになったそうです。
その願いが込められていれば、選び方は何でも良いと思いますよ[fac_icon icon=”music”]
今回ご紹介した兜はどれも人気が高く、売り切れてしまう場合も多いので、気に入ったものがあれば早めの購入をおすすめします^^
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