2歳を過ぎるとよく聞かれるのが「イヤイヤ期」というワード。
実際この時期は我が子のイヤイヤ、やかんしゃく、わがままに疲れているママも多いですよね。
女の子は男の子よりもおとなしくて育てやすい、なんていわれいますが大変なのはどちらも同じですよね。
特に女の子は口も達者なので、同レベルで口喧嘩してしまったり、なんてこともありませんか?
私も3歳7ヶ月と2歳の女の子を育てる母親ですが、長女の時もそこそこに悩みましたし今現在次女に手を焼いています。
女の子のイヤイヤ期になにか特徴はあるのでしょうか?
その対処法は?
私の経験もふまえて紹介したいと思います。
イヤイヤ期って何?
それまで可愛いだけの赤ちゃんだったはずの我が子が、ある日突然言うことを聞かなくなりイヤイヤ言い始める時期。
それがイヤイヤ期ですよね。
噂には聞いていたけど、本当に「いや!いや!」って言うんだ、と驚いたことを覚えています。(笑)
まずは、イヤイヤ期というのがどういうものなのか知ることから始めましょう。
2歳児は、脳の中にある前頭前野と呼ばれる欲求をコントロールする部分が未発達で、欲求不満状態になると(思い通りにいかないことが起こると)ストレスがたまっていくそうです。
そのストレスを発散させるためにイヤイヤ言うんだそうです。
2歳児、こう聞くとなんだか賢いですね(笑)
子どもから大人になって行く過程で、自分の気持ちがコントロールできるようになって行くために必要なプロセスなんですね。
女の子のイヤイヤ期の特徴
必要な時期というのは分かりましたが、実際毎日何を言ってもイヤイヤいわれるのは正直しんどいですよね。
女の子ならではの特徴はあるのでしょうか?
女の子のほうが精神的に自立するのが早いといわれていて、「ませてる」なんて表現もされますよね。
お気に入りの洋服しか着なかったり、なんでも自分でしたがったり、ママの真似したがったりするのも女の子の特徴です。
大人扱いしてほしがったりもしますよね。
うちの長女の場合、とりあえず何を言っても一言目はイヤ!だったのでなんか面白くなってきちゃってもちろん大変な面もありましたが、すごく可愛かったです。
お着替えの時、「このお洋服イヤ」「ママが着替えさせるのもイヤ」「そもそもお着替えがイヤ」「ママが先に着替えるのもイヤ」てな感じで永遠にお着替え終わらないんじゃないかなーと気が遠くなる毎日でした。
楽しく遊んでいても何でスイッチが入るのかわからないので、急に怒って泣き出すことも。
大人気ないとわかっていながらも「じゃあママもイヤ!」とすねたりしていました。(笑)
女の子のイヤイヤ期対処法!
お願いしてみる
これは男の子でも女の子でも共通して言えることだと思いますが、子どもって褒められたり頼られたりするととても喜びませんか?
うちの子は、私に「お願い」されることが大好きなので、機嫌悪そうだな、イヤイヤしそうだなと思った時はイヤイヤ言いだす前にお願い形式で話しかけています。
例えばお出かけ前に「おもちゃお片づけしてね!」と言っても「イヤ!」で終わりですよね(笑)
こう言われるとムキー!となっちゃうので「これとこれお片付けしてきてくれる?できる?」と聞くと張り切って片付けてくれます。
そして、ちゃんとお片づけできたら大げさなくらい「すごーい!お片付けできたの?ありがとう!」です。
ポイントは「ありがとう」です。
ありがとうっていわれるとすごく嬉しそうな顔するんですよね。
理由を聞く、説明する
もうひとつは、ダメな理由やしてほしい理由など理由をきちんと説明すること、理由をきちんと聞くことです。
私はついつい同レベルになって怒ってしまっていたのですが、イヤイヤ言うことにもきちんと理由があるんですよね。
なので、まずは何がイヤなのか、なんでイヤなのかをきちんと聞いてあげると落ち着くことが多いです。
まだうまく自分の感情を説明できない時ももちろんありますが、一生懸命なにかを伝えようとしゃべっていることも多くあります。
特に次女は2人目なだけあって喋り出すのも早かったので、単語をつないで一生懸命伝えようとしてきます。
お着替えされるのがイヤなときも「ぶんで、る!!(じぶんでする!)」と必死な顔で言ってくる時は時間がかかってもさせてみよう、と言う気になります。
ちゃんと理由を聞くことで親のこっちも余裕ができますよね。
逆にイヤイヤ言っているときでも「○○ちゃん、聞いて」というと理解できているかどうかは分かりませんがうんうん、うなずきながら話は聞いてくれます。
もちろんイヤイヤギャン泣きしはじめたら何を言ってもだめな時もありますが、理由を聞く、話すを心がけたらお互いにひとまず落ち着くことができます。
泣き止むまで待つ
どんなことしても言っても、「イヤー!!!」と泣き始めたらダメな時もありますよね。
正直外でこれが始まると精神的に焦って平常心ではいられなくなります。
でも何をしてもダメな時はダメなので、泣き止むまで待ちます。
まだ次女はこの段階までいっていませんが、長女は3歳頃から時間が経つと自分から「ママ、さっきはごめんね」と謝ってきたりするようになりました。
子どもは思っているより色んなことを理解して、色んなことを考えられるので時間を置けば自分で考えて行動できると思っています。
なので、ある程度なにをしてもダメな時は子どもからのアクションを待つことにしています。
イヤイヤ期の女の子まとめ
- イヤイヤ期は成長のプロセス
- 女の子は大人扱い
- お願い形式で話す
- 理由をきくこと、説明すること
- あとは待つ!
子どもに拒否され続けて心折れたり、ムキになって怒ってしまったり、この時期はお母さんも大変ですよね。
一生続くわけではないこの時期、普段は見られない子どもの姿を楽しみながら乗り越えていきましょう。
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