1歳半の子にできるしつけとつけたい生活習慣

1歳半できること(1)

ついこの前生まれたばかりの赤ちゃんだと思っていた我が子が、気づいたらあっという間によちよちと歩きはじめ、ママ、と言ってくれるようになって、だんだんと大人と同じものを食べられるようになっていく。

子供の成長の早さに親の方がついていけなくてびっくりしますよね。

そんな時期が1歳から2歳の間の時期ではないでしょうか。

1歳を過ぎると多くの自治体で1歳半検診が行われるので、子供の発達やできることの成長具合が色んな面で実感できる時期でもありますよね。

赤ちゃんから子供へと歩みを進める1歳半ごろの子供にできるしつけと、この頃につけておきたい生活習慣について紹介します。

しつけ、といっても厳しく怒ったり叱ったりするものではなくて、毎日の生活の中で身につけてほしいことを教えていく、という意味でのしつけです。

繰り返し繰り返し伝えていくことが子供をしつける時には大事になってくるポイントなので、覚えておいてくださいね。

そこで、今回は1歳半の子が身につけたい生活習慣としつけ方法について、実体験を元に紹介します。

1歳半で身につけたい生活習慣3選

1歳半できること(2)

挨拶

寝てばかりいた赤ちゃんの頃とは違って、だんだんと生活リズムが整ってきた頃ではないでしょうか。

そこで身につけたいことといえば、挨拶習慣ですよね。

朝おきたらおはよう、夜寝る時はおやすみなさい、そんな当たり前のことを子供が言えるようになるにはどうしたらいいんでしょう。

もちろん、実践することが大事なのは想像してもらえると思います。

まだ上手に言えなくてもママが「おはよう」「おやすみ」と毎日話かけると、少しずつ挨拶するようになります。

それともうひとつ、我が家では、寝る時に持っていくお気に入りのぬいぐるみに「おやすみ」と言わせています。

そういう楽しいことはすぐに覚えるのでおやすみは?と言わなくても進んでおやすみを言うようになりました。

生活リズムを整える

1歳をすぎると何となく生活リズムが決まってきますよね。

朝決まった時間に起き、昼間はなるべく日光を浴びて過ごし、決まった時間の食事と睡眠です。

毎日決まった時間を守るなんて難しい!と感じる方もいると思いますが、完璧じゃなくてもいいので、意識して過ごすことが大切です。

体が慣れてしまえば、決まった時間にお腹はすくし、眠たくなるものなので、自然といい生活リズムが整ってきます。

なので、無理に時間ばかり気にし焦って生活する訳じゃなくて、時間を意識した行動をさせる、というのを心がけましょう。

片付け

おもちゃで遊んだあとや、お着替えで脱いだ洋服などを、片付ける習慣もつけておきたいですよね。

我が家の場合、私がなんでも手を出して先回りして散らかる前に片付けをやっていたので、3歳前になってそろそろお片づけさせなきゃね、と思ってもなかなかうまくいきませんでした。

それまでおもちゃで遊んでも、気づいたら綺麗に片付けられているのが当たり前なので突然お片づけしなさい、と言われても出来ないのは当然だよな、と猛省しました。

なので、もっと小さいうちから出したら片付ける、を徹底させると片付けの習慣がつきやすいですよ。

脱いだ洋服を洗濯カゴに入れに行ったり、次のおもちゃを出す前に今使っているおもちゃを片付けることくらいなら、1歳半の子でも簡単にできますよね。

1歳半の子にできるしつけ3選

1歳半できること(3)

危ないことを教える

しっかり歩いたり走ったりすることができるようになってくる1歳半頃の時期。

家の中でも家の外でも行動範囲が広がって、危険と遭遇する場面もぐんと増えるころです。

やることなすこと危ないよ!と怒っていては親の方も疲れてしまいますよね。

しかし、絶対に伝えておきたい危ないこと、はきちんと言い聞かせたいですよね。

この頃の子供は、がみがみ怒ったりしても意味を理解しきれませんし、かと言って大きな声で叱っても、逆に反応が面白くて繰り返し危ないことをしたりすることがあるので、注意が必要です。

うちの子は、私が悲しい顔をしたり泣き真似をしたりするのをすごく嫌がっていたので、注意したいことは悲しい顔をして「そんなことしたら危ないよ、危ないことしたらママ悲しい」という風な伝え方をしていました。

するとはっとした顔でしていることをやめていたので、効果はありました。

外に出て、手を繋がず走り出した時も「手繋いでくれないとママ寂しいなー」とちょっとだけ悲しい顔をすると戻ってくるので、戻ってきたら「外でひとりで飛び出すと車が来て危ないんだよ」と必ず伝えていました。

するとある時から、外に出て走りだそうとした娘を呼ぶと、「くるま、あぶないから、おててよね!」と自分から言ってくるようになりました。

食事のマナー

離乳食期が過ぎ、普通食に切り替えていく時期でもあり、自分でご飯を食べる練習をしている頃でもありますよね。

我が家では、食事の時きちんと座る、手を合わせていただいきます、よそ見をしない、大声で喋らない、などわりと厳しめに言い聞かせているのですが、毎日3回食事して、毎回注意されているはずなのになかなかうまくいきません。

ご飯は楽しく、と思っているので強く怒ったりはしませんが、毎回必ず伝えてはいます。

うちの子が食事の時苦手なのはきちんと足を揃えて座る、ということなので、これはしばらく根気強く伝えていきながら、いつも子供に見られている、という意識で、私自身がお手本になって食事しています。

怒り方の意識

しつけ、という名目でやみくもに怒ってばかりいても、子供には伝わりません。

毎日子供と一緒にいるとつい感情的になってしまうこともありますが、大事なのは、お母さんが一貫性をもつ、ということです。

1歳半でまだ上手に言葉が話せなくても、お母さんの言っていることは理解しています。

なので、たとえば機能はこれで怒られたのに今日は同じことで褒められた、なんてことがないようにしなければいけません。

同じことを何度も繰り返して学習していく最中で、一貫性がないことを言ってしまうと子供が学習のしようがありません。

なので、伝えたいことはきちんと繰り返して伝えていくようにしましょう。

お母さんとお父さんが違うことをいう、というのもこれと同じで、両親で方針を合わせておくことも大事かもしれませんね。

1歳半の子にできるしつけと生活習慣のまとめ

  • 挨拶習慣をつける
  • 生活リズムを整える
  • 片付けのクセづけ
  • 危ないことを教える
  • 食事のマナー
  • 怒り方の意識

色んなことを吸収してどんどん成長していくこの時期だからこそ、気をつけたいポイントがたくさんありましたね。

教えれば今すぐ結果が出ることではなく、長い時間をかけて繰り返していくことが大事なので、焦らず自分にあったやり方で取り入れてみてくださいね。

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