妊娠安定期は、胎盤が完成して流産の確率がぐんと低くなり、一安心できる時期ですよね。
つわりもおさまってきて心や体の変化に適応してきて気持ち的にも余裕が出てきます。
妊婦検診も4週に1度になり、マタニティライフを楽しむ余裕が出てき始める時期ですね。
そこで、今回は妊娠安定期の体調の変化と過ごし方について紹介します。
妊娠安定期はいつからいつまで?
妊娠安定期はいつからいつまでなのでしょうか。
妊娠安定期とは妊娠中期のことをいいます。
妊娠中期とは16週~27週6日までのことをいいます。
安定期に入った12週~16週頃から少しずつつわりが落ち着いてきて、食欲が出てくる人が多いです。
私もつわりが落ち着いてきたとき、つわりで好きなものが食べられなっかた分、食欲が出てきた時はとても感動的でした。
食欲が出てくると気になってくるのは体重管理ですよね。
つわりで食欲がなくて体重が減ってしまっていても油断は禁物です。
妊娠期間中は急激に体重が増えてしまうことに気を付けなくてはいけません。
妊娠16週〜20週ごろ
この時期は、食欲がわいてきますが、赤ちゃんが小さいので意識して大量に食べる必要はありません。
むしろ急激に太り過ぎないように体重を意識する習慣をつけましょう。
妊娠21週〜28週ごろ
この時期は、3食しっかり食べても甘いものも食べたくて仕方ない…!
そういう症状が出るママもいます。
私もそうでした。
これは胎児にブドウ糖が送られていて血糖値が下がるためです。
甘いものは我慢し過ぎず脳に満足感を与えて意識して食事のバランスを整えていきましょう。
私は21週頃の検診で尿糖が+2が出てしまい、妊娠糖尿病を疑われ、糖質不可検査をしました。
1日に4回も採血するという辛い検査をしました。
結果妊娠糖尿病ではなかったので安心でしたが、その後も糖質制限をしなくてはいけませんでした。
おからを料理に使い甘いものや炭水化物を制限していました。
体重増加は標準体型のママで1ヶ月で1〜1.5キロを目安です。
1度増えてしまうとダイエットはなかなかできず増える一方なので日頃からこまめに体重計に乗ることが大切です。
おなかがふっくら。そろそろマタニティインナーを!
妊娠中期には体が女性らしく丸み帯びてきて脂肪が付きやすくなります。
これは単に太った状態とは違うので、おなかを冷やさないようにするインナーを着ます。
普通のインナーからマタニティ用に替えていくのはおなかが出てき始めてからが目安です。
マタニティショーツ
小さすぎたり伸縮性に欠けるものは避け、マタニティ用を購入しましょう。
マタニティガードルや妊婦帯は重たくなってくるおなかを支えるのに必要ですよ!
特に歩くときにおなかをしっかりと支えてくれるものを選ぶと安心感があります。
マタニティブラジャー
体型に合わせて買い替えるか、変化に対応できるものを用意しましょう。
私の個人的なオススメは授乳にも対応できてアンダーの太いものです。
いざ授乳が始まると四六時中ブラジャーを付けていることになるので締め付け過ぎないものがいいです。
妊娠中期のマイナートラブル
つわりもおさまり安定期に入っていますが、おなかが大きくなることで不自然な姿勢を取ることが多くなりそれにともなうトラブルが増えてきます。
主なトラブルはこのようなものが挙げられます。
- 手足のむくみ
- 腰痛
- 肩こり
- 動機、息切れ
- 足がつる
- 皮膚のかゆみ
私の場合、安定期に引越しが重なって特に気になるトラブルがなかったので毎日荷ほどきをしていました。
すると無理をし過ぎたのか、腰痛がひどくなりそこから右の腹部が痛むようになり、動悸もひどかったです。
検診でそれを伝えたところたくさん動いたせいで子宮頸管が短くなっていると言われてしまいました。
幸いにも切迫早産の危険があるほどではなかったのですが、なるべく安静にし、買い物も行けない辛い日々を過ごしました…。
特にトラブルがなくても無理は絶対禁物ということを身を以て経験しました。
妊娠中って旅行はできる?
安定期に入り、検診の回数も月1になってくると夫婦2人きりの思い出づくりになどと旅行に行きたくなる人は多いと思います。
そこで妊婦の旅行ってどのくらいまでなら大丈夫だろうと考える人は多いのではないでしょうか。
私も6ヶ月の頃、旅行ではありませんが、主人の親戚の家に2泊3日で出かけました。
いつもは高速道路で5時間かけて車で向かっていましたが、大事を取って交通手段を新幹線に変えました。
念のため旅先での産婦人科を調べましたが、田舎のためありませんでした。
大丈夫だろう!と思い出掛けて何事もなく無事に帰って来れましたが、今振り返るととても怖いことをしたなと思っています。
後に産婦人科の先生に聞いたのですが、旅先での妊婦の緊急搬送は多いそうです。
先生は妊娠に本当の安定期はないと言うのです。
もし旅行に行くのであれば1、2時間程度で万が一のとき帰って来られる距離が安心です。
最近は妊婦さんの旅行でマタ旅など取り上げられていますが、リスクがあることをしっかりと認識しておかなくてはありません。
赤ちゃんを守れるのはお母さんだけです。
そのことを踏まえて旅行の計画を立てましょう!
妊娠安定期のまとめ
産婦人科の先生の言う通り妊娠に絶対大丈夫はありません。
しかしある程度の気分転換も必要ですよね!
やっと突入した安定期。
マタニティライフを満喫できるようにリスクやマイナートラブルがあることも頭に入れつつ、今しかできないことは楽しみましょう!
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