妊娠をすると激しい運動はしてはいけません。
そんな話はよく聞きますよね。
「妊娠初期のつわりや臨月のときだけ、安静にしていれば大丈夫かな?」
「仕事を辞めたし、あまり外出もしないかな?」
と思っている方もたくさんいます。
でも、妊娠中に外出する機会って実は多いんです!
そこで、今回は妊娠初期、中期、後期別に、どんな外出があるのか、そのときの注意点を紹介します。
妊娠中の外出|初期に気を付けるべき4つのポイント
妊婦検診の準備はしっかりと
妊娠初期といえばつわりがつらい時期ですよね。
つわりでしんどい時は、できるだけ家族の方に一緒に妊婦検診に行ってもらいましょう。
赤ちゃんの成長やお母さんの体調を見るためにも定期検診はとても大切です。
妊娠初期は4週間に1回のペースですが、始めのうちは2週間に1回来てくださいと言われることもあります。
ただ、つわりにも食べつわりや吐きつわりなどいくつか種類があります。
食べつわりであれば、待ち時間につまめるようなお菓子、においつわりであればマスク、吐きつわりであればビニール袋などを持っていると安心ですね。
そして、妊娠中は水分補給がとても大切です。
水筒やペットボトル等を持ち歩くようにし、こまめに飲むようにしましょう。
また、妊婦検診は、予約をしていたとしても待つ時間が長い場合がありますよね。
病院で待っているときに、入院中の妊婦さんの急な帝王切開や急変などが入ることもあります。
暇がつぶせるように本などを持って行くのもおすすめですよ。
マタニティーグッズは初期に買いに行こう
体調がいい日には、マタニティーグッズを買いに行きましょう。
初期は、まだお腹が大きくなっていないと思うかもしれませんが、ジーパンなどの締付けは赤ちゃんにとってもお母さんの体にもよくありません。
上に着る服は今までのものでいいですが、マタニティ用のズボン等は買っておきましょう。
マタニティウェアは、普段着のジーパンや検診の時に楽なようにスカート、あとは部屋で着るゆったりしたものは最低限あると便利ですよ。
ヒールは避けよう
妊娠初期は、まだお腹が小さいですが、お腹が大きくなると足元が見えなかったり、重さで不安定になります。
そのため、ちょっとした段差につまずいてしまうことがあります。
また、細いヒールだとより転倒の危険がありますね。
転倒してしまうと流産や出血の恐れがありますので、ヒールのない靴やスニーカーを準備しておきましょう。
赤ちゃんが生まれてからも、抱っこして外出することが増えるので、動きやすい靴は重宝しますよ。
マタニティーマークをつけよう
母子手帳をもらった時にマタニティーマークをもらうことが多いですよね。
マタニティマークをつけるのをためらってしまう人もいますが、妊娠初期は体調不良に気づいてもらえないこともあるので、早めにマタニティマークをつけるのがおすすめです。
特に、バスや電車等の公共の交通機関を使うときは、マタニティマークをつけるようにしておきましょう。
私はまだお腹が少しふっくらしてきたかな?というくらいのときに、50代くらいのお母さんに席を譲ってもらったことがあります。
つわりで少し気分が悪かったので、とてもありがたかったのを覚えています。
席を変わって欲しいからつけるというよりも、周りの方もまだお腹がふっくらしたくらいだと妊婦さんなのか声をかけていいものか悩みますよね。
妊婦さんは体調も急に悪くなることもありますので、つけておくようにしましょう。
妊娠中の外出|油断しがちな中期の4つのポイント
出産準備グッズやベビーグッズを買いに行こう
安定期に入るとつわりも落ち着き、楽になる人も多いですよね。
妊娠後期はお腹も大きくなり移動がしんどくなったり、お腹が圧迫されるため後期つわりになる人もいます。
そのため、妊娠中期になるべく必要なものは買っておきましょう。
出産前そろえておくべきものは、出産準備グッズとベビーグッズです。
出産の際に必要なものは病院から教えてもらえますよ。
他にも、ベビーグッズもそろえなければいけませんよね。
哺乳瓶やベビーカー、チャイルドシート等しっかり調べてそろえていきましょう。
冬は、特に防寒具等を買い忘れたりということがあるので、注意してくださいね。
また、新生児用のオムツは買い過ぎないようにしましょう。
私はオムツを3袋買って失敗してしまいました…。
使い切るのに1ヶ月と少しかかり、後半はうんちをするたびに吸収できず背中に漏れてしまいました。
おむつの袋に体重なども書いていますので、まとめて買うときは注意してください。
新生児用は2つがベストです。
安産祈願は事前の準備をしっかりと
安産祈願は妊娠5ヶ月の戌の日に行うと良いとされています。
午前や午後など、吉とされる時間や凶となる時間がありますので、いく前にしっかり調べていくといいですね。
またまだ5ヵ月ですのでそんなにお腹も大きくないかもしれませんが、服装もチェックしておきましょう。
妊娠前に着ていたワンピースも入るかもしれませんが、妊娠中に太っていたり、締め付けないか一度着てみましょう。
体重管理は散歩がおすすめ
妊娠中は体重制限が難しいところですね。
妊娠後期は油断すると1週間に1㎏も増えてしまうほど太りやすくなります。
そのため、今のうちからしっかり体重管理をしておくのに、散歩がおすすめです。
散歩など軽い運動をし、妊娠後期に温存しておくと楽になりますよ。
ですが無理は禁物です。体調と相談しながら行ってください。
散歩があまり好きではないという方は、ウィンドウショッピングも楽しいですよ。
外出してストレス発散しよう
妊娠後期にはお腹が大きくなり、産後は赤ちゃんを連れて外出も少しの間は難しくなります。
でも、ずっと家にいるとストレスがたまりますよね。
外出して好きなことをすれば、気分転換できますよ。
例えば焼肉に行ったり、居酒屋(お酒はNG)に行ったりしてみましょう。
医師に相談して旅行に行くのもいいですね。
またつわりの時期は虫歯になりやすく、産後はなかなか歯医者さんに行けないです。
虫歯はこの機会に治しておきましょう。
妊娠中の外出|後期に注意すべき3つのポイント
1~2週に1度の妊婦検診
妊娠後期は検診が2週間に1回、臨月には1週間に1回になります。
お腹も大きくなり、動くと息切れなどもしやすくなりますので、移動や体調管理に気を付けましょう。
また、妊娠後期はお腹のはりが気になる方も多くなっていきます。
お腹がはると痛いというかたは特に安静にしておきましょう。
私も流産などの心配はなかったですが、お腹がはり、張り止めの薬を処方してもらいました。
また、里帰り出産をされる方は、妊娠何週までに一度受診する必要があると言われることが多いです。
私が出産した場所では34週までと遅くても大丈夫なところでした。
病院が決まったら早い段階で確認しておきましょう。
医師と相談しながら外出しよう
妊娠後期は、妊婦さんによって、体調に大きくちがいがあります。
おなかが張りやすい人や腰痛がひどい人は、外出を控えて安静にしなければいけません。
でも、体調がよく元気な人は、臨月を超えると適度に歩いたり、ストレッチしたりした方がいいと言われています。
適度に体を動かすことは安産にもつながるので、産院の医師と相談しながら外出しましょう。
必要な物の最終確認
妊娠後期は、いつ産まれてもおかしくない時期です。
出産時に必要なものやベビーグッズなど、買い忘れがないかチェックしましょう。
出産してから1ヵ月くらいはお母さんの体も疲れていますし、赤ちゃんも首も座っていないので外出も難しいです。
家族に買ってきてもらうこともできますが、そろえておくと安心ですね。
妊娠中の外出のまとめ
妊娠中は検診や出産後の買い物、運動など外出することが多いですね。
「安定期に入ったから大丈夫」「妊娠後期に入り慣れてきたから大丈夫」と油断しないようにしましょう。
妊娠後期はお腹が大きくて動くのも大変になってきます。
後期つわり等もあるので早め早めに準備をすませましょう。
散歩やお買い物もお母さんの気分転換にもなり、体重管理もできるので一石二鳥ですね。
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