3歳半の長男のオムツがようやく取れました!
トイトレを始めて1年弱、幼稚園に行き始めて4ヵ月目でようやくです。
あー、長かった。。
トイトレは幼稚園前の夏が定番なので、去年の7月ごろから始めたのですが何度も失敗して進みませんでした。
周りにはすんなり1ヶ月くらいでオムツが取れる子もたくさんいたので心配になって、約1年間色々な方法でトイトレをしてみました。
失敗ばかりしてしまい、今考えると長男に負担をかけてしまったことがたくさんありました。
そこで、今回は私の経験をふまえて、『トイトレが進まない時にやっていいこと・ダメなこと』について紹介します。
トイトレが進まない|私が大失敗した4つの方法
まずは、私の数々の失敗から紹介します。
トイトレに失敗すると、子供もママもストレスばかり溜まってしまいます。
ほんとに。。
そうならないために、どうなったら失敗するのか知っておいてくださいね。
失敗1:トイレに誘ったけど出ないのに何度も誘った
トイトレ法を調べると、たいてい最初は「定期的にトイレに誘ってみましょう。」と書いてあります。
朝起きた時やごはんの後に誘ってみるというものです。
長男が2歳半の時に私も補助便座を買って、「トイレでおしっこしてみよう!」と誘いました。
トイトレ用に大好きなプラレールシールも買って、「おしっこ出たら貼ろうね。」とやる気を引き出そうとしてみました。
はじめは補助便座とシールがおもしろかったのか、誘うとトイレに座ったのですが全然出ませんでした。
ふだんからお茶をガブガブ飲んで大量におしっこするのにトイレに行くと出ません。
どうやら緊張して出ないようでした^^;
そのうち、長男も出ないのが嫌になったみたいで「トイレに行かない。」と言うようになりました。
失敗2:いきなりお兄さんパンツにしてみた
そもそも、長男はイヤイヤ期でオムツを替えるのもすごく嫌がっていて、オムツが濡れていても気持ち悪いという感覚がないようでした。
なので、床に漏らしてもいいから思い切って家ではパンツ(大好きなトーマス柄)にしてみることにしました。
「パンツもズボンも濡れるから気持ち悪い。」とか「トーマスを濡らしたくない。」と思ってトイレに行くのを期待して。
結果、長男にはこれも失敗でした^^;
やっぱりトイレには行きたがらないし、ごはん中に漏らしてもそのまま食べ続けていました…。
失敗3:強引におまるでトイトレ→その後中断
2歳9ヶ月くらいから、トイレにはまったく行かず、おまるに誘うことにしました。
朝起きた時にオムツにおしっこをしていない時があったので、「絶対出るよ!おまるでしてみよう!」と言っておまるに誘いました。
長男は「いやだ~!いやだ~!」と言っていましたが、無理やり脱がせて座らせたり、「テレビ見ながらでもいいから。」と言ってなんとか座らせたりしました。
さすがにこの時は何度か成功しました。
でも、朝起きてすぐにオムツでしてしまったり、嫌がりすぎておまるに間に合わなかったりとあんまりうまくいきませんでした^^;
親が強引にやらせようとすると子どももイヤらしく、お互いイライラすることに。
結局これも失敗で、しばらくトイトレは中断することにしました。
失敗4:赤ちゃん返りの時期のトイトレ
幼稚園前で焦る
3歳くらいになると「おまるには座らない。オムツも替えない。」と言うようになってしまいました^^;
でも、この時点で幼稚園まであと3ヵ月でした。
次男が少し前に生まれたので数か月間トイトレをお休みしていたのですが、さすがに幼稚園に間に合わないと思い始め、焦りだした私はまたトイトレを再開することにしました。
この時使ったのが、漏らしても床が水たまりにならない4層トイトレパンツです。
アンパンマン柄のパンツを長男に見せて、「このパンツ買ったらおまるに座る?」と聞いたら「うん、座る。」と言ったので買うことにしました。
お約束したおかげで、アンパンマンパンツをはくと、おまるにはわりとすんなり座ってくれました。
それから、前に買ったシールはもう飽きていたので、新しいシール帳を買うことにしました。
新しいシール帳を使い始めてすぐに「おしっこ出る!トイレでする!」と自分から言えるようになりました。
トイレにまったく行かなくなる
「シール帳のおかげでトイトレ成功!?」と思ったのに、なんと急にトイレにまったく行かなくなり、パンツも嫌がりオムツに戻ってしまいました!
説得しても、脅しても、おもちゃで釣ってもダメでした。
原因は赤ちゃん返りだと思います。
次男が生まれて間もない時期で、長男が赤ちゃん返りをしだし、次男をいじめる時期とマッチしていました。
どうすれば良いのか分からず、私は本当に悩みました。
トイトレの失敗つづきは『心の成長』に悪影響!?ママの焦りは禁物
私はトイトレをこの時点で完全に中断したのですが、きっかけは【保育士おとーちゃんの子育て日記】の『排泄の自立』という記事を読んだからです。
【保育士おとーちゃんの子育て日記】は自身の保育士としての経験、また専業主夫として育児をしてきた経験を元にブログを開設され、現在は子育てアドバイザーをされている方のブログです。
その中で、『トイトレに失敗ばかりしていると子どもの自尊心を傷つけてしまう可能性がある』と書かれていました。
このことは心の成長に影響しかねないそうです!
しかも、なかなか進まない時の親のプレッシャーは性格形成に響いたり、排泄の経験そのものが「嫌なもの」と感じるようになって、ずっとあとまで無関心や消極的になったりすることもあるそうです。
私は、長男が失敗して家の中に漏らしても怒らず、できるだけプレッシャーを与えないようにと思っていました。
でも、漏らしたところを踏もうとしたり、もう出そうなのに「イヤだ!」を繰り返されると、どうしても不機嫌になってしまうこともありました。
トイトレ中は、漏らしても毎回気持ち良く拭いてあげるぐらいの心の余裕が親にも必要だそうです。
次男がまだ小さかったので、今考えると私にはそこまでの心の余裕はありませんでした。
赤ちゃん返りもあって長男の心の準備もできていなかったのですが、私の心の準備もできていなかったようです。
トイトレが進まないので3か月中断|プールをきっかけにトイトレ再開
そこから丸3ヵ月間トイトレをお休みしていました。
ある時、幼稚園の担任の先生に「もうすぐプールが始まります。衛生上の問題もありますので、できればそれまでにオムツが取れないでしょうか。」と言われました。
これをきっかけに長男に「プールがあるからオムツが取れていた方がいいと言われたけどどうする?」「明日から幼稚園パンツにしてみる?」と聞いてみました。
そうすると、長男は「プールに入りたいからパンツにする!」と言ったのでトイトレを再開しました。
幼稚園の先生も「いくら漏れてもこちらでかえるのでいいですよ。」と言ってくださったので、そこからパンツにしました。
やっとトイトレ終了!オムツが取れて、自分でトイレに行くように
最初の2週間は幼稚園でも家でもけっこう漏らすことが多くて、1回しかトイレでできない日もあれば3・4回できる日もありました。
少しずつトイレでできる回数が増えてきて1ヵ月くらいでやっとおしっこができるようになりました!
ウンチはさらに時間がかかり1ヵ月半くらいでやっとトイレでできるようになりました。
トイトレ再開までにも、たまに自分でトイレに行ったりしていたし、本人がやる気になればすぐに取れるのではと思っていたのですが、長男に限ってはそんなことはなくやっぱり時間がかかりました。
今でも、遊びに夢中になっているとたまに漏らしますが、誘わなくても自分でトイレに行けるようになったし、おねしょもほとんどしなくなりました!
2歳半からトイトレを始めたのですが、今思うと長男のタイミングは3歳半だったのです。
長男の準備ができていない時にトイトレを始めて、ダラダラ続けてしまったのは今思うと失敗でした。
トイトレは心の成長と体の成長がそろってからにしよう
私は失敗ばかりしてしまったので、長男に余計なプレッシャーをたくさんかけてしまいました。
ほんと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
オムツが1日で外れた子の話を聞いたり、私の親にプレッシャーをかけられたりして、焦りすぎていました。
トイトレに関しては、誰でもオムツはいつか取れるのだから焦らずに気長に、子どもの心の成長と体の成長が追いつくまで待つことだ大事です。
トイトレを始めたあと、なかなか進まなかったり、ママがイライラすることが増えたらできるだけ早めに中断することをおすすめします。
オムツを早く取ろうとするあまり、子どもの性格形成に影響を及ぼしたら元も子もありませんから。
トイトレが進まないときは「子どもの自立」を促そう
でも、うちの長男のようになかなかオムツが取れないと「何か問題があるのでは」と焦りますよね。
そんな時に親ができることは「子どもの成長に必要なことをすることで自立を促す」ことです。
【保育士おとーちゃんの子育て日記】によるとオムツが取れるようになるのと、子どもの自立心の成長は大きく関わっているそうです。
赤ちゃん返りはその逆なので、長男はオムツが取れない方向にいったのだと思います。
では、『子どもの成長に必要なこと』とは何かというと
- ふだんの生活習慣
- 遊び
- 会話
- スキンシップ
などを親がしっかりとやることだそうです。
トイトレを中断している時は、これらのことをしっかりやると結果的に自立心が育ってオムツが取れることにつながりますよ。
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