離乳食を始める時、どうやって離乳食を食べさせたら良いのか、食べさせ方が分からなくないですか?
椅子に座らせたらいいのか、だっこしたらいいのか…また、それ以外にも疑問はたくさんあると思います。
そんな疑問に管理栄養士さんに教えてもらったことと、まさに離乳食を始めたばかりの息子をもつわたしの体験をもとにご紹介します。
離乳食を始める準備をしよう
1.どんな姿勢で食べさせたらいいの?
まず、離乳食を始めたばかりの頃はまだほとんどの赤ちゃんが腰がすわっていない状態だと思います。
そうなると、普通の椅子に座らせるのは難しいです。
我が家は椅子になるラックを使っているのですが、試しに直角に近い角度にしてみたら息子が安定しなくて前や横に倒れこんでしまいました。
少し後ろに傾けられるような椅子に座らせてあげると食べやすくて良いと思います。
また、膝の上に乗せてあげるのも良いですね。
息子の場合、私の膝に乗せて主人が食べさせてみましたが、私の声がすると上を見上げてしまって全然食べませんでした。
逆に、お母さんと密着できて安心して良いという子もいると思いますし、その子にあったやり方で良いと思います。
2.ちゃんと赤ちゃん用の食器を使った方がいいの?
離乳食を食べさせる時、わざわざ赤ちゃん用の食器は買わなくてもいいや!なんて思っていませんか?
わたしは、しっかり分けるべきだと思います。
管理栄養士さんにも教えてもらいましたが、大人と同じスプーンなどを使うと虫歯菌がうつってしまうことがあります。
さらに、お皿などを共有するとアレルギーのある食材が使われている可能性もあります。
また、赤ちゃん用のスプーンはきちんと赤ちゃんのことを考えて作られているので大きさ的にもとても使いやすいです。
最近はお手頃なお値段で買えたりもしますし、何より可愛いものが多いです。
買っても損はないと思います。
3.食材を与える順番は?
順番としては、
穀類→野菜→タンパク質性食品
です。
まずおかゆなどの穀類を食べさせます。
1週間ほどたって慣れてきたら野菜を食べさせます。
そこからさらに1週間たってから魚や豆腐などのタンパク質性食品を食べさせます。
あくまで目安では有りますが、はやければ離乳食を始めて2週間後にはこの3種類を食べることになります。
離乳食初期の食べさせ方|スムーズに進めるための3つのポイント
1.最初は白いおかゆから食べさせよう!
一番最初に食べさせるのは、10倍がゆと言われるおかゆです。
お米が1に対して10のお水で作ります。
初めて食べさせる時はスプーン一杯分だけにします。
少しずつ量を増やして慣らしていきましょう。
この時食べさせるおかゆのかたさは、ポタージュ状です。
作った時にちょっとかたくなったかも?と思ったら水を入れて調整すれば大丈夫です。
また、少しの量のおかゆを作るのは大変だし難しいので、まとめて作って冷凍しておくことをオススメします。
ただし、冷凍保存したものは1週間以内に食べきるようにしましょう。
解凍は電子レンジでいいので手間が省けますよ。
2.嫌がって離乳食を食べない時は?
離乳食を食べさせようとしても、機嫌が悪ければ食べてくれません。
息子も途中で機嫌が悪くなってしまい泣き出してしまったことがあります。
私はそんな時はすっぱり諦めます。
これから少しずつ慣れていけばいいですし、無理に食べさせる必要はないと思っています。
その分、その後に母乳やミルクをたくさんあげるようにしています。
3.野菜はどうやって食べさせたらいいの?
離乳食初期の頃の野菜はペースト状にします。
茹でたり蒸したりして野菜を柔らかくしたあと、すり潰したりこしたりします。
わたしは電子レンジを使って柔らかくしています。
この方が楽なのでオススメです。
初期に使える野菜ですが、
- にんじん
- かぼちゃ
- ブロッコリー
- ほうれん草
- トマト
などがあります。
ちなみに息子は、たまたま安くなっていたパプリカが売っていたので初めての野菜はパプリカです。
トマトやパプリカのように私たち大人は平気で食べるような皮であっても、離乳食の時はむいてあげましょう。
離乳食初期の食べさせ方まとめ
離乳食を始めたばかりのころは分からないことがたくさんあります。
私も全然わからなくて、本を読んだり人に聞いたりしました。
赤ちゃんによっては、なかなか食べてくれない子もいるみたいです。
せっかく頑張ってコトコトおかゆを煮て裏ごししたりしたのに食べてくれないとショックですよね。
でも、赤ちゃんによって離乳食を始めるタイミングも食べる量も全然違います。
嫌がる時には無理やり毎日食べさせなくても大丈夫と管理栄養士さんも教えてくれました。
嫌がったらその日はやめてまた次の日頑張ればいいんです。
「うちの子全然食べないどうしよう」なんて焦らないで、少しずつゆっくりと離乳食を進めていきましょう。
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